昨日、旅仲間が去っていった。
中東を共にしたヒロ、彼女はイスタンブールへ。リエはイエメンへ。
と、そんなふたりがあることを私に託してきた。
アンマンで世話になったサーメルに渡して欲しいと、あるものを・・・。
って、現金かいっ!
こらぁーーー、
お金を受け取らない彼の性格を知ってての、この託しものとは。。
ありえん。ありえん。ありえん。
難儀なんですけどー。
まぁ、
取り立ててすることもないですしね。
ひと工夫してみようかな。
となれば、一筆。
↓お金じゃないよっ気持ちだよ。ってことで、お札に落書き〜。

説得すること・・そこそこ、でも最後は快く受け取ってもらえたぜ〜。
↓ということで、証拠写真。

でもサーメル。
ほんとにありがとね、会えて良かった。
メンバーを募って、宿主催のツアーに出かけた。
ツアーと言ってもタクシーをチャーターして、名所まで連れて行ってもらう。
という至って、ゆるーいもの。
なので、時間を気にせず、自分たちの満足をペースに自由にまわれる。
バスが走っていない地域は自力じゃ行きにくいので、結構このツアーはオススメだな。
ということで、本日のツアー内容
*Qasr Ibn Wardan
*Beehive House
*The Citadel of Ash'shamamis
600CP/per person
なんにもなーい大地をひたすら走る。
これが不毛の土地?
そんな風には思えないくらい、初めて見るこの景色は美しかった。

↓Qasr Ibn Wardan


期待していなかっただけに、意外に良かった。
しーんとした空気は、自ずと人を無言にさせるのね。
そしてまたタクシーに乗って、今度はベドウィンの暮らす土の家へ。


私たちが訪れた時、
村にはおばあちゃんと女の子しかいなく、それはそれは静かなものだった。
出かけているのか、実は家の中にいるのか、
どちらにしても、多くはないことが感じとれた。

アラブ諸国にあって、今もなおベドウィンの暮らしをする人々。
そこに生まれる子供たち。
すぐそこでは、現代の生活をしている人々がいる。
アイデンティティを強く感じる瞬間だった。
最後は、楽しみにしていた砂山の上の城壁へ。
↓The Citadel of Ash'shamamis

み、道が微妙だぁ。
足場が適当。。
地面が砂だから、ものすごく滑るし、坂も急だし、これじゃ観光客も少ないし、
これはもしや放置された遺跡なんじゃなかろうか?
必死の思いでなんとか登りきり、待ってた景色は・・・


帰り道は、行きよりさらに困難を極めたが、
それもまたこの遺跡の特徴か、うん。
この遺跡、気に入りました。
じゃなかった、
クラック・デ・シュバリエ。
最近、中東のあまりの面白さに忘れそうになっていたが、
そう、私はこの城を見るために中東に来た。
と言っても過言ではない。
ということで、
ついに念願のクラック・デ・シュバリエだーーーーーーー!
ここはシリアでも有名な観光名所らしく、訪れる人は後を絶たないようだ。
ということで、ひとりでも全然行きやすかった。
[移動]
ハマ→ホムスまで (BUS:35CP)
ホムス→クラック・デ・シュバリエ (セルビス:50CP)
小高い丘の上に建つ要塞、クラック・デ・シュバリエ。
またの名を「天空の城ラピュタ」。
お城の前までセルビスが乗っけてくれるのだが、
そのセルビスの中、
隣に座ったシリアの親子が、熱心にアラビア語のレッスンをしてくれ、
まったく私に物思いに耽る隙を与えない。
気がつくと到着。
思いを馳せる間もなく、あっという間についてしまっった。。
外観も見てねーしぃ・・・ま、いっか。(泣)
エントランスを抜け、やや暗い↓こんな感じの通り抜けると・・・

すごい、すごい、すごいよ!
なんて壮観な景色なんだろう〜。


↓Krac des Chevaliers



お城のまわりを堪能しながら、ゆっくりと中に入って行った。

歩いていると、ひとりの女の子に声をかけられた。
彼女はイランから修学旅行できているんだって。
異文化交流♪記念に写真を撮りあいました。

お城に登ると、それはそれは壮大な景色が。




雲の陰が、地上にくっきり落ちていた。
こんなに雲の陰を美しく感じたのは、初めてかもしれない。
なんて、きれいなんだろう。
その景色は、本当にここが空の上にあるんじゃないかと思わせた。
爽快な空の下で、手持ちのリンゴをかじり、そして一眠りした。

↓地下浴場

ちなみにこのお城には、内気なオオカミが数匹潜んでいる。
彼らはもっぱら女子狙い。
なので女子は気をつけましょう。
※クラック・デ・シュバリエには暗いところがいっぱいある。
「写真を撮ろうか?」
「僕はここのガイドなんだ。でも君なら無料で案内するよ。」
「どこに行くの?一緒に行こう。」
などと、いろんな理由をつけては寄ってくる。
で結局触ってくる。
ということで、私も3回ひっかかってしまった。。
1回目:写真を撮ってもらい、胸に触れられる。
2回目:地下浴場を見に、行ったら真っ暗闇のさらに地下。恐怖におののいた。
なんとか無事に帰還したものの、地上に上がる瞬間に手のひらに熱い口づけを頂く。
3回目:出口を案内されてるうちに薄暗い部屋へ。怖くなったので出ようとしたら、手を引っ張ってきた。どなったら離したけど、こいつはいらっとした、思わず「ちっ」って出ちゃったし。
状況的には2回目が一番やばかったけど、内気な人で助かった。
人間的には3回目のあいつが一番イヤ。手の込んだ技を使ってきて、きもーい。
「好奇心もほどほどに。」
旅は道連れ。
ついに旅ともゲットー♪
やったー。
やったー。
(やっと、やっとですよ、ほんと。ほんと待ってたんだ。)
ということで、今日はみんなでサラディーン城という要塞に行く。
あ〜やっぱ、旅ともがいると行動範囲に広がりがでるね。
この要塞だって、ひとりじゃ行くのも大変。
ハマ→ラタキアまではバス。ホムス乗り換え。(170CP)
↓ラタキアでランチ。サラディーン城付近にはお店がないので。


ここのグルグルチキンは旨い!
他で売っているより大きいので、4人でシェアしても充分満腹に。
ラタキア→サラディーン城まではタクシーをチャーター(往復500CP)
↓タクシーに乗って移動。
↓麓から見た、Qala'at Salah ad Din。

この麓から、
いったん谷底まで下って、そしてまた山の頂きまで上がってと、
クネクネした道をしばらく走った。
さすが、要塞。そんな簡単に行けちゃダメだよね。
そして、ついに到着。
なぜか私たちの他には、観光客が誰ひとりいなかった。
あまりこないのかな?
シーンと静まりかえった中、手つかずの要塞を歩く。
最高に浸れるな〜♪


シリアにはトランジット・ビザで入国したので、
さっそく延長をしに、イミグレーション・オフィスに向かった。
(ちなみに国境でシリアビザ取れました。)
というのも、
2週間の観光ビザだと20$で、3日間のトランジット・ビザだと8$。
延長すると、+2$で2週間延長が可能という情報をネットで拾いまして。
オフィスに足を運ぶ手間はかかるが、格安をチョイス。
(これ、お得情報デス、一応。)
ちなみに宿の子が、延長できなかった子がいたよ〜。とも言っていた。
なので、できないこともあるらしい。
でもしてもらわないと困るしなぁ。
こりゃ、笑顔でごり押しだな。とやる気満々で挑んだ。
そう、挑んだのだが、私が国境でもらったスタンプ。
なんと2週間の観光ビザだって。
え〜、なんでかしら。ありがたいなぁ。
ということで、無事ビザ問題解決。・・・が、延長できるかはわからずで。
帰り道は、ハマ観光。





そしてまた日が暮れる頃。
今度は、同室の子と一緒に名物を味わいに外へ出てしまうのであった。
↓ハマ名物タダ食い。
シリア観光の拠点を、
私はここHamaに置くことにした。
なんと言っても宿がいい。
清潔に保たれた部屋には、トイレとシャワーが付いているし、
日当りのよいベランダでは洗濯もできそうだ。
なぜかこの部屋には冷蔵庫もあるし。
街も大きすぎず小さすぎずで、使い勝手が良さそう。
ビザの延長目的で立ち寄っただけだったが、これは長居しそうである。
宿で出会った男の子たちと夜のハマに出かけた。
彼曰く、ハマには"ハマ名物タダ食い"というものがあるらしい。
[ハマ名物タダ食い]
18時半のラマダン終了を伝える"ドーン"という音とともに、アラブ人たちは一斉にご飯を食べ始める。そのタイミングに近くにいれば、「おいでおいでっ。一緒に食べよう。」と手招きされるので、有り難くご一緒させてもらうというもの。
なんじゃそりゃ。
が面白そうなので付いて行った。
スークを歩き始め間もなくすると、本当に声をかけられた!
すごい、本当だよ〜。
招かれたのは、お肉屋さんのご家族。
お父さんと子供たち3人。
おっきなフライパンにはトマトソースの羊のハンバーグ。
すすめられて、一口。
旨い! ザ・家庭料理だ〜!!
やっぱ手作りの味は柔らかいね〜、と3人とも感動。
お父さん曰く、ラマダン後の食事はお祝いだから、みんなでわいわい食べるんだって。
イスラムの教えなのか、なんなのか、
早くもアラブ人の"人の良さ"を垣間みてしまった。
↓食後はスークの子供たちと写真会。・・・全部ブレてる。

↓散歩がてら水車へ。