今日もトリポリの街は、
相も変わらずビービー、ビービー豪快なクラクション音を響かせ、
両替所では人が群がりガヤガヤ、ガヤガヤと、
道を歩けば、うざいくらいにタクシー?タクシー?と声をかけてくる。
いつもの街、いつもの日常。
いつもとかわらない、そう思っていた。
これからシリアのハマという街に向かう。
できればセルビスで相乗りしたかったが、たぶん同乗する観光客は見つからないと思った。
この数日、ここトリポリでそんな人を見かけたことがなかったからだ。
ハマまでは遠く、途中にパスポートチェックもあるので、できるだけ早く出たかった。
仕方ない、タクシーで行くか。
まぁその分ゆったりだな〜と思いきや、なぜかいろんな人が乗ってきた。
・・・こいつらぁ、結局満員の6人乗りである。
まぁ、ハマに着ければいいか。
タクシーの途中、
同乗していたシリア人の男の子から、信じられないのニュースを聞いた。
いつもの街、いつもの日常。
いつもとかわらない、そう思っていたのに・・・。
旅立ちを前に、切ない気持ちが心に残る。

振り返ると、思い出すのは出会った人との思い出ばかり。
トリポリではそれが一番だった。
↓ボタン屋のおじさん。

↓服屋の親子

↓果物屋のご主人。

↓子供たち。

↓お菓子屋さんの親子

↓オススメのお菓子をご馳走してくれてありがとう。

他にも、写真はないけど。
一緒に宿を探してくれたやさしい3人の女の子たち。
向かいのご家族。
ヒッチで乗っけてくれた少年。
部屋で一緒だった従兄弟同士のふたり。
みんな、本当に純粋に接してくれた人たちでした。
トリポリ、人に惚れちゃったなぁ。
昨日歩いた道をもう一度歩いてみた。

もっと、この街にいたかったな。
だけど今は、長くいられる街ではないと思ったので、
やっぱり明日たとうと思う。
最後にもう一度、あの子たちに会いに行った。

スークに行くと、私を覚えていた人が声を掛けてくれた。
なんだか嬉しい。
果物屋さんのあたりに着くと、
昨日の子供たちがいて、「やぁやぁ。」と顔見知りの挨拶をかわした。
やっぱり子供はいいな、無邪気で楽チンだ。

別れの挨拶をして帰ろうとしても、いつまでも引っ付いてくる。
しょーがないから、東洋人を代表して、カンフーのポーズを披露した。
この子たちはジャッキー・チェンが大好きで、
私が日本人であろうと中国人であろうと、そんなことはどーでもいいんだよねw。
早くこの子たちが安心して暮らせる日がくるといい。
国旗にも描かれているレバノン杉。
私はコイツを見るために、遥々ここに来たんだった。
ということで、今日はレバノン杉だ!
が、意外とすんなり着いてしまいちょっと拍子抜け。
ということで楽に行きたい人は、am10:00出発のバスに乗ろう!(インフォ前のバス停)
このバスだけは軍人さんが出勤に使っているので、山頂まで行くのです。
(以外のバスは街の教会が終点なので、そっから5kmの道をタクシーか徒歩かヒッチに。)
↓今や希少なレバノン杉。

冬はこのレバノン杉、雪景色になるそうで、それはそれは美しいらしい。
個人的にはレバノン杉より、山と空の美しさにうっとりした。
↓途中の景色。

↓お土産屋さんを物色し、冬に備えてスカーフなんかを買った。

昼過ぎにはもうお腹いっぱいになったので、早々に引き返す事にした。
そして今度は、教会まで徒歩かヒッチ。
苦手な親指を3回に1回くらい立てながら頑張ってみた。
10回くらい立てたところで、やっと1台の車が止まってくれた。
有り難くバス停まで乗せてもらい、初ヒッチ成功〜。
トリポリ到着、17時。
まだ明るいし、昨日の子供たちのところに挨拶がてら、
会いに行ってみようかな。